車という「密室」で地震にあった時も油断は禁物だ

【状況別地震対策4:車の運転中に】急ブレーキは事故の元!

ハザードランプを点灯させて、まずは前後の車に注意しながら徐々にスピードをゆるめ、左側の路肩に寄せていったん停車します。様子を見て、可能であれば横道にそれたり、近くの駐車場や広場に車を駐車しましょう。

ラジオで地震の規模や被害状況を聞き、周囲の状況を確認します。通行禁止区域内や緊急交通路上に、やむを得ず駐車する場合はキーをつけたままにしておきます。貴重品は持っていきましょう。

【状況別地震対策5:高速道路で】自分の判断でむやみに行動しない

高速道路で地震にあったら、減速して左側に寄せて停車しましょう。ラジオや表示等で情報を集め、警察、パトロールカーからの指示を待って行動します。二次災害防止のため、自分の判断で行動しないことが大切です。

避難する場合は、車内に連絡先のメモを残し、窓を閉め、キーをつけたまま、貴重品を持って徒歩で避難しましょう。高速道路では一定区間に非常口や階段が設置されています。