「1人では入りづらい」という問題をクリア

消費は、所有価値としてのモノ消費から、体験価値としてのコト消費へと移行しているといわれるが、石原氏も有馬氏も、孤独ビジネスは体験型が支持されていると指摘する。両氏が注目する事例を紹介しよう。

2016年に大ヒットした『この世界の片隅に』はクラウドファンディングで資金を集めた(主人公の声優を務めた女優ののん氏と片渕須直監督)。(時事通信フォト=写真)

▼「焼肉ライク」
1人で気軽に行ける焼き肉レストランで、1人用の無煙ロースターで好きな部位、量、タレを自由に選んで味わえる。「1人で焼き肉店に入りづらい」という問題をクリアした。

▼「相席屋」
女性客と男性客が相席する居酒屋。ポイントは、客同士のコミュニケーションツールとして、相性診断ゲームなどができる専用アプリを開発したこと。これを話のネタにして会話が弾めば、滞在時間も延び、客単価向上やリピートにつながる。