残業時間を減らし、生産性を上げようと各社が取り組む「働き方改革」。改革で本当に働き方は変わったのか。今回は現場で働く管理職&若手社員の実態を調査した。彼らの抱える悩みに働き方改革の先達が回答する。
仕事時間が短くても楽しむ方法
部下を残業させるな、働き方を変えろと言われ、困惑している管理職の方がたくさんいらっしゃいます。ただ、意識の持ち方さえ変えれば仕事のやり方も一新するのかと言えば、そんなこともありません。人間は環境が変わらなければ、意識も変わらないものだからです。実際、仕事のやり方は変わっていないという方もいらっしゃるはずです。
たとえば会議時間を減らしたいとします。いくら会議を減らせ、効率的に会議をしろと号令しても、会議を主催する人は「自分の会議は大事だ」と思っています。ほかの人が「その会議は不要だ」と言えば、主催者は「この会議の意味がわかっているのか!」と怒るでしょう。ほかの人も嫌われたくないからと仕方なく参加します。その結果、会議の数も時間も従来と変わらないのです。
一番効果が出るのは、夜中のうちに経営者が指示して会議室を半分に減らすことです。いままで10部屋あった会議室を5部屋に、半分なくしてしまうのです。朝社員が出勤すると会議室が半分になってしまっていて、仰天するわけです。これは工夫するしかないと思うでしょう。
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