「『会えない時間が愛を育てる』状況だ」

まだ季節は“春は名のみ”だが、2人の春は確実に近づいているようだ。

私が以前から主張しているように、女性誌も「結婚への全シナリオ」(「女性セブン」3/7号)、「眞子さまを救い出す 小室圭さんが計画する春休み極秘帰国」(「週刊女性」3/5号)と、2人は結婚へ向けて動き出したと見ているのである。

小室圭母子に対して厳しい見方をしていた「週刊新潮」(2/28号)でさえ、「眞子さまと小室さんの仲について、複数の関係者は、『会えない時間が愛を育てる』状況だと口を揃える」と報じているのである。

アメリカ・ニューヨークに留学するため、出発する小室圭さん(中央)=2018年8月7日、千葉・成田空港(写真=時事通信フォト)

それにしても、現代版ロミオとジュリエットになるのではと噂されていた2人が、暴風のような心無い報道に曝(さら)されても、愛を貫き通すことができているのはSNSがあったからであろう。

1万キロ以上離れていてもSNSを使えば、すぐそばにいるのと同じように話すことができ、笑い合うこともできるからだ。

圭さんの母親と元婚約者との金銭トラブルも話し合いが始まりそうで、元婚約者の男性も、「約300万円が返金されれば『和解する』と本誌の取材に語っている」(「週刊女性」)という。

まるで小室母子が“悪徳詐欺師”のような口ぶり

秋篠宮家の両親のうち、父親は静観し、母親の紀子さんは、一日でも早く2人を別れさせたいと強硬派のようだが、わが娘がこれほどまでに恋い焦がれている相手との仲を無理やり引き裂くとは思えない。

意地の悪い「週刊新潮」は、秋篠宮家が小室家に手切れ金を渡し、小室さんに身を引いてもらう場合のことを宮内庁内でシミュレーションしたことがあったというのである。

にわかには信じがたいが、金額算出の基になったのは、眞子さんが結婚して皇室を離れる際に受け取る一時金、約1億5250万円だという。

「小室ファミリーもその金額を意識しているのは間違いなく、となると手切れ金は数百万どころか、5000万円は下らないのではないか」(秋篠宮家関係者)

まるで小室母子が“悪徳詐欺師”か何かのようないい方である。

だが、秋篠宮家には十分な蓄えがないというのだ。これまでは皇族費として年間6710万円が支給されてきたが、身の回りを世話する私的な職員だけでも5人いて、余裕がなかったそうである。