2011年から人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」を始めた新井紀子教授。今後、人間の仕事はAIに奪われるのか。社会はどう変わるのか。
技術を無償で提供して、雇用を生む一方で
私たちは現在、いわゆる「知識基盤社会」の中で生活しています。この言葉は、人々の繁栄と幸福のために知識を創り出し、共有し、活用する社会を意味するとされています。
GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)に代表されるテックジャイアンツと呼ばれる最大手テクノロジー企業は、ネット上に売買、広告宣伝、交流などの「場」を提供するプラットフォーマーであり、この場を活用してさまざまな企業やサービスが国境を超えて連携し、多くの人々の日常を支える仕組みを生態系(エコシステム)になぞらえて、デジタルエコシステムと呼びます。
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