自分の意見を通して手柄を立てたがる人間がいたかと思えば、逆に一言も話そうとしない人間もいる。会議は参加メンバーの思惑が交錯する戦いの場でもあるのだ。ピンチに直面したときに役立つ「一言」を紹介する。
仮説で考えてみましょう
年収800万円のビジネスマンの時給がいくらかを計算してみよう。毎月22日の出勤日があって、1日当たり8時間勤務とする。「800÷12÷22÷8」という計算式から約3788円という数字が弾き出される。意外と高く感じる人が多いのではないか。
会議は一人ひとり意見を表明しながら、議題に対するコンセンサスを形成していく場である。一言も発言しない“ダンマリ君”では参加している意味がない。むしろ会議にかかった時給分だけ、会社に損失を与えていることになる。
でも、だからといってすぐにダンマリ君を批判してはいけない。「人間は自分が知らなかったことを得たときに、初めて感動したり評価したりするもの。自分が知っていることや考えていることは、どうしても素晴らしいものには思えない。特に生真面目な人や向上心の高い人ほど、その傾向が強い。むしろ、口をつぐんでしまうのは当たり前なことだと思ってほしい」と『とっさのひと言フレーズ集』の著者新田祥子さんは諭す。
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