結婚を2年後に延期した眞子さまと小室圭さん。結婚延期は、小室さん母子の「借金トラブル」の報道が影響しているとみられている。皇室ウォッチャーの辛酸なめ子さんは、おふたりの行く末を案じる余り、小室さんの実家周辺に足を運んだ。そこで発見し、決心したこととは――。

小室さん母子宅の地元商店街の祝賀ムードは消えていた

今年2月、宮内庁は秋篠宮家の長女・眞子さまと国際基督教大学の同級生・小室圭さん(法律事務所勤務)の結婚を2020年に延期すると発表しました。延期の理由について、眞子さまは「お気持ち」とする文書で「(結婚の)充分な準備を行う時間的余裕がない」とつづっています。しかし、それまでに一部女性誌は、小室さんの母親・佳代さんと元婚約者のA氏とのあいだに400万円超の「借金トラブル」があると報じており、それが延期の原因ではないかとも言われています。

週刊現代3.3号には小室さんの母親の元交際相手A氏の告白記事が掲載された。

あれから、約3カ月。小室さんは今何を思い、これからどうなっていくのか。

若いおふたりの行く末を案じながら、小室さんの家があるといわれる東急東横線の大倉山駅(横浜市港北区)の周辺を歩いてみました。駅改札を出ると、線路下にはスーパーの「東急ストア」がありました。小室さんの実家と反対側の方向には、白い瀟洒な建物で統一された商店街があり、街全体にブランド感が漂っています。小室さんのマンションに向けて歩いていくと、唐揚げ屋に花屋、トンカツの店、自然食品店、ツタヤ……何でもそろう便利な街です。

婚約内定会見のあった去年9月の時点では祝賀ムードに包まれていて、地元でとれた梅を使った梅酒で1000人以上が乾杯したそうですが、もはやそのようなムードの残留思念もありませんでした。むしろ、私が友人と小室さんのうわさ話をしていたら、通りすがりの女性に軽くにらまれたほどでした。

▼肥沃な大地で母子の夢や希望が育まれたのでしょうか

商店街から街道沿いに入ってからもしばらく歩きます。「大倉山」という地名だけあって高低差があり、脇道の住宅は階段を上っていくような造りになっていました。足腰が疲れた住民をいたわるためか、巨大な3階建てのマッサージショップがありました。「全身もみほぐし60分2960円」と看板に書かれていて、結構安いです。もしかしたらこちらで小室さんのお母さんももみほぐされたことがあったかもしれません。マスコミに追われて疲れた体を……。

20分ほど歩いたでしょうか。さらに一本入った道をまっすぐ歩いていたら、さらに小さい山が。まばらな雑木林が茂っています。山に囲まれて、都心に比べると自然豊かなロケーション。この肥沃な大地で、母子の夢や希望が育まれていったのでしょう。