近視の進行を防ぐコツ

最後に、近視の進行を防ぐポイントについてですが、職場や家でPCやスマホをよく使う方は、1時間に5分程度は休憩を取ることです。休憩中は近視に効くツボを押したり、目から30cmと3mの所にある目標物を交互に見る「遠近ウォッチング」をしたりし、毛様体筋をほぐす習慣をつけましょう。

近視は太陽光に含まれる一部の光により、眼軸長が伸びるのを制御できるとの研究結果もあります。できるだけ外出して太陽光を浴び、屋内でもたまには窓を開けて太陽光を取り込むようにしていただければ近視によく効く環境になると思います。

森岡 清史(もりおか・きよし)
吉祥寺森岡眼科院長・医学博士
浜松医科大学医学部卒業後、東京大学大学院医学系研究科にて網膜色素上皮細胞の研究(微細形態)に従事。東京大学大学院を修了。医学博士取得。日本眼科学会眼科専門医に認定。東京医科大学病院眼科勤務、田無第一病院(現・西東京中央総合病院)眼科医長を経た後、吉祥寺森岡眼科を開設。全国でも数少ない眼精疲労治療室を併設して、東洋医学の考え方を取り入れた専門的な治療にも当たっており、今までに15万人以上の患者を診てきている。