人工知能(AI)は本当に未来を劇的に変えるのだろうか。この話題に示唆を与えるいい本が出た。著者はデジタルゲームにおける人工知能開発の第一人者で、グラフィック・クリエーターと組んで、イラストを駆使しながら人工知能の「水先案内」を行う。これがとてもわかりやすい。

そもそも人工知能とは「問題特化型」の知能である。著者は「それぞれの人工知能は問題に張り付いています。数学的な問題は解けても、他には何もできません」(12ページ)と喝破する。近い将来、人工知能が人間の仕事を奪うのではないか、という予想は的外れなものなのだ。

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