食生活について漠然と知っていることがある。野菜は残さず食べるように言われるし、白米より玄米のほうが体にいいらしい。それらの科学的な根拠をきちんと解説した本が出た。著者はスタンフォード大学の若手研究者夫妻で、キーワードは「腸内細菌」(マイクロバイオータ)である。
大腸内の細菌には、ヒトが消化できない食物繊維を分解し、腸が吸収できるようにする働きがある。これらの細菌と共存することは、健康維持のためとても重要なのだ。
ところが現在、この大切な腸内細菌が危機的状況にある。大量生産される食品は、いずれも高カロリーで甘い。しかも、腸内細菌を養う食物繊維を含まず、賞味期限を延ばすため過度に殺菌されている。さらに現代人が服用する家庭薬もそうだ。抗生物質は腸内にいる大多数の菌を標的にしており、病原菌以外に善玉菌まで殺してしまう。
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