小松菜のおかか浸し
ゆでた青菜は時間が経つと水分が出て風味も落ちやすい。そこで調味料にひと工夫。サラダ油を絡めると保水性が高まり、つくりおきでもシャキシャキした食感がキープできる。味つけに濃縮の麺つゆを使えば、より簡単に仕込みが完了。
▼材料(2~3人分)とつくり方
(1)小松菜200gはゆでて水に取り冷ます。水気をよく絞り、根元を落として4cm程度の長さに切る。
(2)ボウルに小松菜を入れ、おかか4~5g、3倍濃縮麺つゆ大さじ2(または醤油大さじ1弱)を加えて和える。仕上げにサラダ油小さじ1を入れてからめる。
小松菜のナムル
韓国料理でおなじみのナムルは、つくりおきにも向く料理。胡麻油を使うことで菜から水分が出にくく、にんにくの香りと相まって食欲を高めてくれる。小松菜のほろ苦さも緩和されるので、青菜は苦手という人でも食べやすいはず。
▼材料(2~3人分)とつくり方
(1)小松菜200gはゆでて水に取り冷ます。水気をよく絞り、根元を落として4cm程度の長さに切る。
(2)ボウルに小松菜を入れ、胡麻油大さじ2をからめる。こうすると、小松菜の水気が出にくくなる。塩少々、おろしにんにく少々、白煎り胡麻大さじ2を加えて手でもみ込むように混ぜ合わせる。
小松菜のベーコンガーリックマリネ
朝食用のベーコンの残りを細く切って炒め、小松菜と合わせれば夕食の一品が完成! 小松菜は生のままフライパンで蒸し煮にするので、下ゆでがいらないのもうれしい。にんにくを加えると味に深みが出るが、苦手なら省いてもOKだ。
▼材料(2~3人分)とつくり方
(1)小松菜200gは根元を落として4cm程度の長さに切る。にんにく1片は芽を取り除いて薄切り、ベーコン2枚は5mm幅に切る。
(2)フライパンにオリーブオイル大さじ1、にんにく、ベーコンを入れて中火にかける。香りが立ったら小松菜を入れ、蓋をして2分ほど蒸し煮にする。塩、胡椒各少々で味をつける。
(教える人=上田淳子 料理研究家 文=上島寿子 撮影=工藤睦子)