「流行りのカタカナ語」大全集

【ア~オ】

▼アグリー
支持する、同意する、の意味。

▼アサーティブ
相手に不快な感じを与えずに自己主張できるコミュニケーションスキルのことだが、単に自己主張の意味で使われていることも。

▼アサイン
割り当てる、任命する、要員を確保するなどの意味。

▼アジェンダ
計画、課題のこと。かつてみんなの党の渡辺喜美氏が「アジェンダ(政策課題)で日本を変える」と口にしていた印象が強い。

▼アジャイル
俊敏な、すばやい、の意味。

▼アセット
一般的には流動資産や個人資産のことだが、ビジネス上の強み、の意味合いでも用いられる。

▼アライアンス
日本語に直訳すると同盟、連携だが、ビジネス用語では提携先の意味で用いられる。

▼インキュベーション
孵化が転じて創業支援。90年代半ば、ベンチャー企業が急速に増え、支援策が盛んになるとともに用いられるようになった。

▼インダストリー4.0
第四の産業革命。工業のデジタル化によって製造業のコストを大幅に削減するプロジェクト。

▼インバウンド
外から内に入ることから転じて、旅行業界では訪日外国人旅行者。

▼エスカレ(エスカ)
エスカレーションの略。コールセンターから生まれた言葉だが、一般的に上司に報告したり、指示を受けたり、代わって対応してもらうことの意味で使われている。

▼エビデンス
証拠。言った言わないのトラブルを防ぐために、契約書やメールなどで残しておく言質のこと。

▼オンスケ
オンスケジュールの略。予定どおり進行しているさま。

【カ~コ】

▼キャズム
市場に新製品や新技術を浸透させていく際に見られる、移行を阻害する隔たり、障害のこと。

▼クロージング
見込み客に購入や契約を決断させること。

▼コアコンピタンス
競合他社を圧倒的に上まわる能力、または競合他社には真似できない核となる能力のこと。

▼コミット(メント)
責任を伴う約束、決意表明、の意味。約束した目標に対して責任を持つことを指す場合もある。