話が伝わらない、言いたいことが分かってもらえないと、フラストレーションを感じることはありませんか。職場では「物事を分かりやすく説明する」ということが求められますが、伝え方のルールさえ身に付ければ、誰でも説明上手になれるのです。

分かりやすく説明するために必要な3つの力とは?

自分の意見をまとめられない、分かりやすく伝えられないと課題に感じている人が多いようです。調査によると、実に8割以上もの人が「説明が苦手」と感じているという結果もあります。

物事を分かりやすく説明するためには、3つの力が必要です。その3つとは、

1. 整理する力(相手が理解しやすいように情報を整理整頓する力)
2. かみ砕く力(相手が分かる言葉で伝える力)
3. 興味を引く力(相手が積極的に聞きたくなるように情報を編集する力)
です。

職場でのコミュニケーションでは、まず「1.整理する力」が必要です。上司に報告する時、部下に指導する時、情報を整理して伝えなければいけません。

職場で上司に報告をしていたら相手が何だかイライラし始めた、そんな経験はありませんか。原因はあなたの説明の仕方にあるかもしれません。

この「整理する力」を身に付けるためには、何をすればいいのでしょうか? 一般的には、「ロジカル・シンキング(ロジカル・コミュニケーション)」を身に付ければいいと言われます。確かにそれも1つの案です。しかし、それほど難しいことをせずとも、「整理する力」は身に付きます。

多くの情報をコンパクトにまとめて、分かりやすくするためには、伝え方の絶対ルール「テンプレップの法則」を知るだけでOKです。