近年、国営企業やソブリンウェルスファンドに代表される国家資本主義の台頭が著しい。石油・天然ガスに至っては、権益の75%を新興国の国営企業など14社が握っているという。かつて権勢を誇ったエクソンモービルらオイルメジャーのシェアは埋蔵量ベースで3%にまで低下した。
著者は気鋭の政治リスク分析コンサルタントとして知られる人物。実は彼とは、来日のたびにグローバル情勢についてディスカッションする間柄だ。本書でも、足で稼いだ地政学分析による実践的な提言が目を引く。
日本企業は、これからグローバルの舞台で国家資本主義と伍していかなければならない。政府にも確固たるグランドデザインが求められているのだ。
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