「禁煙外来」「禁煙クリニック」――。禁煙指導に的を絞った専門外来である。1994年にニコチンガムが処方薬として登場したのを機に、全国的に開設された。

治療は、まず患者に喫煙が「ニコチン依存症」や「習慣依存症」といった病気であることを強く認識してもらうことからスタートする。ここが最大のポイントとなる。

たばこに含まれているニコチンには依存性があり、依存状態のニコチンが切れてくると、ニコチン離脱症状が表れる。いわゆる「ニコチンへの渇望感」「いらいらしたり怒りやすくなる」「欲求不満」「不安感」「集中困難」「徐脈」などの症状である。