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有効求人倍率(季節調整済)

2014年12月の有効求人倍率は、1.15倍。14年に入り安定した推移を見せている。

主に転職の場合、これまでは人材会社や求人サイトなどが仲介となるのが主流だった。しかし、最近では企業と求職者のミスマッチを防ぐため、ダイレクトリクルーティングという手法が注目を浴びている。

実際に、Facebookを介して求人情報紹介や、企業と求職者が直接連絡をとれるサービスを提供するウォンテッドリーの仲暁子社長は、利点をこう語る。

「求職者は、すでに友人や知人とつながり安心感のあるSNSを通して、求人情報を友人から紹介されたり、企業の求人情報を見て担当者に直接コンタクトをとったりできます。一方、企業側も求職者のSNS上の情報を見ることができるので、仕事内容や方針がその人に合っているかなど、個別のメッセージでより具体的に伝えることができます」

同社の登録者は約17万人、利用企業は約5500社と、2年間で10倍以上に増えている。「本格的に面接をする前に、希望者が会社訪問やランチを共にするような“お試し”を勧めています。その結果、ビジョンに共感した者同士がより出会いやすい転職の場になっています」。

(ライヴアート=図表作成)
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