マネジャーは部下をえこひいきしてもよいものか。答えはイエス。ただ、やり方については慎重に。飛びぬけて優秀な人材に注目するあまり、堅実に働く人材への目配りを忘れると、ツケは自分に回ってくる。

リーダーは、直属の部下たちが各自の潜在能力をフルに発揮する手助けをするという重要な責務を負っている。しかしその一方で、リーダーの時間やエネルギー、予算は限られている。では、各人から最高のパフォーマンスを引き出し、それによって組織の最高のパフォーマンスを実現するために、その限られた資源をどのように配分すればよいのだろう。