世界観の強制がついてまわる「ディズニー」

1位 ディズニーランド

・散財度:5
・男の影度:3
・ミーハー度:5
・ついていけない度:5
・意識高い度:4

合計 22

ワースト1位はディズニーランドだ。

今年10月の値上げで、大人のワンデーパスポートが最高1万2400円になった。デートであれば女性の分のチケットも奢らなければと感じる男性も多く、ディズニーデートをしたら食事込みで3万円は軽く飛ぶ計算だ。2位の海外旅行が「大型連休の計画」という先の話であるのに対し、ディズニーは「今週末のデート」という目前の財布をダイレクトに脅かすため、男性の拒絶反応も一番強い。

だが、男性が「財布の中身」以上に警戒するのが、ディズニーランドの「夢の国」という世界観を理解することへの同調圧力だ。アトラクション一つひとつに物語があるが、興味がない側からすればそのこだわりが押し付けがましい。

ディズニー好きの女性は概して「理想の世界観(ファンタジー)への意識の高さ」を持っている。ここでの「意識高い」とは、キャリアや健康への意識ではなく、「自分の生活やライフイベントは、こうして計画され、完璧に美しく演出されていなければならない」という人生の消費に対する異常なまでのこだわりを指す。

現実の中に入り込む過剰なファンタジーが男にはノイズに映る

結婚生活とは、地味な日常の連続であり、時には妥協や泥臭いやりくりを求められる「現実そのもの」だ。しかし、プロフィール画面にディズニーの影が濃い女性に対し、堅実な男性は「結婚式、新婚旅行、子供のイベント、日々の暮らしに至るまで、ディズニー的な『完璧に演出された非日常』を求められるのではないか」という気疲れを予測する。

ある男性は、ダッフィーというディズニーキャラが好きな女性と婚活で知り合った。「家に30体以上のダッフィーのぬいぐるみがある」と聞いて戦慄し、それ以降会うのをやめたそうだ。

これも男性の目には単なる趣味を超えて「現実の生活空間にまで、妥協のないファンタジーの世界観(意識の高さ)を持ち込んでくるリスク」と映る。

結婚して子どもと一緒にディズニーランドに行くこともある中で、ディズニー好きの母親から教育されれば、子どももディズニーランド好きに育っていくだろう。そうなると、家庭の中で疎外感を覚える未来も想像できてしまう。