自分にも相手にも正直に向き合う「誠実さ」
もし、そんな“いい人”の役割に疲れてしまっているのなら、まずは自分の本音をもう少しだけ尊重してあげることから始めてみてはどうでしょう。
「今日は外せない用事がありますので、申し訳ありませんが、明日の朝一番から取りかからせていただきますね」
そんなふうに、丁寧に、かつ簡潔に断ればいいのです。
断ったあとの一瞬の沈黙や、相手がどんな顔をするかを過剰に気にする必要はありません。相手は翌日になれば、あなたが断ったことなんて案外きれいに忘れているものです。
周囲との調和を大切にすることは素晴らしいことですし、人生の後半戦においても、円滑な人間関係は不可欠です。
ただ、その調和のために、自分の心にいつも小さな嘘をつき続けるのは避けたいものです。他人の物差しに無理に合わせた「いい人」を演じる必要は、もうどこにもありません。
他人の都合に合わせるだけの優しさから、自分にも、そして相手にも正直に向き合う「誠実さ」へ。
それくらいのバランス感覚を持っていたほうが、人生の後半戦をストレスなく、お互いに心地よく生きていけるのではないかと思います。
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