年収を上げていくには、どんな経験を積めばいいのか。戦略コンサルタントでギックス共同創業者の田中耕比古さんは「レベルが高くなればなるほど、レベルアップに必要な経験値は大きくなる。年収も同じで、年収800万円の人にとっての『200万円UP』は、年収300万円の人が『500万円UP』するより簡単だ」という――。
※本稿は、田中耕比古『仕事を面白くするギミック50』(明日香出版社)の一部を再編集したものです。
実力を「レベル」で捉える
今、あなたは、仕事というゲームの中にいます。
そうした時に、最初に気になるのは「レベル」です。
自分よりレベルの高い敵と戦うのは、負けるリスクが高い。一方で、自分よりもレベルの低い敵ばかり倒していても、なかなかレベルアップはできません。
自分の実力を正しく理解して、どういう敵(仕事)を相手にすべきなのかを見定めておくことが大切です。
新入社員は、レベル1からはじまります。そうすると、そのレベルに応じた簡単な仕事、危険性の低い仕事を担当することになります。しばらく仕事をしていると、レベルが上がります。そうすると、そのレベルに応じた仕事に挑戦することができます。
どんどんレベルが上がるにつれて、スキルが身につき、どんどん新しい冒険ができる。これが、仕事をゲームとして捉える際の、基本となる考え方です。
あなたのレベルは、今、どれくらいでしょう?
今の仕事は、何年目ですか?
同期や先輩、上司と比べて、どれくらいイケてますか?
難しい仕事、ややこしい仕事を、どれくらい担当していますか?
自分のレベルを理解するとともに、周囲にいる人のレベルや、担当する仕事のレベルを理解しましょう。これを見誤ると、大きな失敗につながります。実力に見合わない、難しい仕事を担当したがるのは危険です。大ダメージを受けて、戦闘不能になってしまうリスクがあります。
お客さまや、自分の上司・先輩のレベルを実際よりも低く捉えるのも危険です。甘く見ていた相手から思わぬ反撃を受けてしまうと、冒険の旅に支障が出ます。自分の実力を過大評価せず、適切に、客観的に評価しましょう。

