気づいたときから始めてもいい

本書のメッセージは「できるだけ早いうちからの対策」です。これは私だけの考えではなく、世界の認知症研究の専門家たちが共有している考え方です。

本書では、若年期、中年期、高齢期の順に、それぞれの時期に何に気をつければよいのかをご紹介しています。

ただし、誤解しないでいただきたいことがあります。

若年期に大切な対策は、若い間だけ行えばよいという意味ではありません。若年期に始めたことは、その後も続けていきます。そこに中年期に必要な対策を加え、さらに高齢期に大切な対策を積み重ねていくのです。

また、これまで行ってこなかったからもう遅いということでもありません。気づいたときから行えば、その分の効果が得られるはずです。

人生のそれぞれの時期に始めた取り組みを、次の時期へと引き継いでいく。その積み重ねが、認知症のリスクを減らす力になります。

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