相手を笑顔にするには何をしたらいいか。千船病院看護部長の太田圭子さんは「患者さんのにおいの原因を学んでから、時間があれば洗浄・ケアをするようにしていた。そうすると、患者さんもご家族も喜んでくれた」という。吉本興業前会長で実業家の大﨑洋さんとの対談をお届けする――。

※本稿は、千船病院広報誌『虹くじら 06号』の一部を再編集したものです。

病院で働く医療従事者
写真=iStock.com/b-bee
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中学2年で看護師になろうと決めた理由

【大﨑洋(実業家、吉本興業前会長)】プロフィールを見ると、お生まれは北海道なんですね?

【太田圭子(千船病院看護部長)】そうなんです。赤平市という札幌から1時間ぐらいのところにある炭鉱町でした。5歳ぐらいのとき、炭鉱が閉鎖されて神奈川県茅ヶ崎市に一家で引越しました。北海道の記憶はほとんどないんです。

【大﨑】それで中学2年生のとき、看護師さんになろうと思った。

【太田】近所のお姉さんが看護師を目指すというのを親から聞いたんです。私もやってみたいと。

【大﨑】中2とは早いし、偉い。ぼくが中2のときは、アホ丸出しでした(笑い)。勉強は嫌いだったけど、学校は好き。おっちょこちょいの付和雷同のお調子者(笑い)。

【太田】そんなことないでしょう(笑い)。思い立ったら最短距離で突き進みたいタイプなんです。衛生看護科のある高校に進み、系列の神奈川県立衛生短期大学(現・神奈川県立保健福祉大学)に行きました。

【大﨑】卒業後は神奈川県の大学病院に入職されています。配属されたのは救命救急センター。これは希望だったのですか?

【太田】いえ。面接のときに外科系に行きたいけど、性格的には内科系だと思っていますと言ったら、救命救急センターに配属されました。

吉本興業前会長で実業家の大﨑洋さん(左)と千船病院 看護部長の太田圭子さん(右)
撮影=奥田真也
吉本興業前会長で実業家の大﨑洋さん(左)と千船病院 看護部長の太田圭子さん(右)