そして今、新しい価値観が生まれているのであれば、それもまた自然なことです。モヤモヤを解消する第一歩は、自分の価値観の変化を受け入れること。その価値観は、「今の自分」が本当に大切にしたいものであることを確認しましょう。

54.6%が、「短期と長期」に折り合いをつけられていない

私たちは日々、「今やるべきこと」と「将来のためにやるべきこと」の間で揺れ動いています。目標達成のために努力を続けることは大切ですが、その努力が現在の生活や心身の健康を犠牲にしてしまうことも少なくありません。

逆に、今の楽しさや快適さを優先しすぎると、将来への不安が大きくなることもあります。

悩みの多くは、「短期か長期か」の二者択一で考えてしまうことから生まれます。本当に必要なのは、どちらかを選ぶことではなく、両者のバランスを取ることです。

頑張るほどに充実感が失われていく

▼ケース3 資格の勉強に没頭して、プライベートの時間が取れていない

Cさんは、スキルアップのため、休日も机に向かい、家族や友人との約束や趣味の時間を削ってしまいます。

しかし、努力を続けているにもかかわらず、「この生活を続けていて本当に大丈夫だろうか」「家族との時間を犠牲にしすぎているのではないか」と不安になることがあります。

将来のために頑張っているはずなのに、今の生活の充実感が失われ、だんだんモヤモヤが大きくなっていきます。

オフィスで頭を抱えるビジネスパーソン
写真=iStock.com/ Pheelings Media
※写真はイメージです

対処法 まずは配分を決めて、その後に微調整する

短期と長期は、どちらか一方を完全に優先すれば解決する問題ではありません。将来のために今を犠牲にし続ければ、疲労やストレスが蓄積し、やがて継続できなくなります。一方で、今の快適さだけを優先すると、後になって後悔する可能性があります。

そこで有効なのが、「配分を先に決める」という考え方です。たとえば、休日の半分は勉強、半分は家族や友人、趣味の時間に充てるといったルールを設けておけば、その都度悩まずに済みます。