糖は精製されるほど毒になる

「糖」は、食べ方によって肝臓への毒性が大きく変わります。大原則は、「糖質は精製されるほど肝毒性が強くなる」ということです。つまり、穀物を採れたてのまま食べると毒性が弱く、精製されて、食物繊維などがそぎ落とされると、毒性が強くなります。

「糖」に関する説明をするとき、炭水化物、でんぷん、砂糖(ショ糖)、ブドウ糖、果糖など、たくさんの化学用語がでてきます。

ややこしいと思われる方のために、図表2にそれぞれの関係をまとめましたので、見ながらついてきてください。

【図表2】砂糖(ショ糖)、果糖、果糖ブドウ糖液糖の関係
出所=『ダイエットも健康も 肝臓こそすべて』(新星出版社)

「茶色い糖質」より危険な「白い糖質」

炭水化物、でんぷん、ブドウ糖の関係をおさらいしましょう。

炭水化物は、体内に吸収されてエネルギー源となる「糖質」とエネルギー源とならない「食物繊維」からなる栄養素です。タンパク質、脂質と共に三大栄養素の1つですね。

炭水化物には、お米、小麦、ジャガイモ、トウモロコシ、蕎麦、キャッサバなどがあります。小麦を原料としている食べ物は、パン、ケーキ、クッキー、ラーメン、素麺、パスタ、スナック菓子などです。タピオカもキャッサバという穀物から作られる炭水化物です。

でんぷんとは、植物が光合成によって作り出す物質で、ブドウ糖という単糖の集まりです。米、小麦の糖質は、それぞれ米でんぷん、小麦でんぷんです。

さて、「糖質は精製されるほど肝臓への毒性が強くなる」とお話ししました。すなわち、白い糖質である精製された白米、小麦は、茶色い糖質である玄米や全粒小麦よりも肝臓への毒性が強くなります。