デンマーク議会はスマホ禁止法案を可決

デンマークでも、スマホ依存によるメンタルヘルス問題が若者のとくに女子を中心に広がっています。このような状況を受けて、デンマーク議会は小学校や学童でのスマホ利用を禁止する法案を可決しています。

針貝有佳『幸せの国デンマークの「じぶん時間」のつくり方』(SBクリエイティブ)
針貝有佳『幸せの国デンマークの「じぶん時間」のつくり方』(SBクリエイティブ)

また、メッテ・フレデリクセン首相は、15歳未満の子どものSNS利用を禁止する方針を表明しています。

というわけで、デンマークにもスマホ問題はあるのですが、意識的にデジタルデトックスをしている人が多いです。

デンマークの全寮制の成人教育機関に滞在した20代の日本人女性は、同世代のデンマーク人があまりスマホをいじらないことに驚いていました。

彼らはスマホを見る代わりに、日常生活ではみんなで団らんやボードゲームなどを楽しみ、週末にはハイキングに出かけているそうです。

食事中のスマホはマナー違反か

首都コペンハーゲンの飲食店などを眺めても、スマホをいじりながら食事をしている人はあまり見かけません。食事中のスマホはデンマークではマナー違反という雰囲気すらあります。

デンマークには、自宅に家族や友人を招待して食事やお茶を楽しむヒュッゲというカルチャーがありますが、このような場では「スマホ禁止」という暗黙のルールがあります。

みんなでその場にある心地よい空気感を共有して会話を楽しんでいるときに、誰かがスマホをいじってしまうと、せっかくの雰囲気が壊れてしまうからです。

デンマーク人は、大切な人と一緒に過ごす時間は、その場に流れる心地よい雰囲気を味わいながら、目の前の人との会話を楽しむのです。

検索時にプレジデントオンラインに関連する記事が表示されます

【関連記事】
ギャンブルでも、旅行でも、美術品収集でもない…和田秀樹が手を出すなという「世の中で一番金のかかる趣味」
安っぽい服ばかり着ていると人生大損する…トップスタイリストが教える「今すぐやめたい残念な服」の特徴
なぜ日本人夫婦の3組に1組が離婚するのか…「価値観の違い」でも「セックスレス」でもない本当の原因
「家の近所を歩く」よりずっと効果的…精神科医「ウォーキング効果を最大限に引き出す」とっておきの場所
「ADHDグレー」と診断された子どもたちが高確率であてはまる幼少期からの「危険な習慣」