暖房で「弱めの風を流す」はNG
冷房とは違って、暖房の風向きは下向きがいい。温かい温度は上にたまるので、風を水平にしていると、人がいる床近くの温度がなかなか上がらないからだ。
さらに暖房の場合、風速にも注意が必要だ。強風にすると音がうるさくて気になるからと、弱めの風を流すのが習慣になっているのなら、もうやめたほうがいい。
風を下向きにしていても、勢いが弱い場合、温かい空気は下まで届かないうちに舞い上がっていく。この結果、部屋の上側の温度は上昇し、エアコンは暖房をストップする。
しかし、人のいるところはまだ寒いので、つい設定温度を上げて、余分な電力を使ってしまうことになるわけだ。
特に暖房を開始したばかりのときは、風速を強くして、早く部屋全体を温めるようにしよう。
温風は強めでないと、部屋の下側まで届かない
エアコンのフィルター掃除の適切な頻度
エアコンのフィルターは掃除することが必要。誰もが知っていることだが、正しく実行していない人がなんと多いことか。ひどい場合は、夏と冬のシーズン前、1回だけ掃除をする人もいる。これでは、ほとんど意味はない。
エアコンは汚れた空気を前面から吸い込み、フィルターを通してきれいにしたのち、機器の中で温めたり冷やしたりする。このメカニズムから、エアコンを使えば使うほど、フィルターにはホコリが付着して汚れていくわけだ。
フィルターの掃除はシーズン1回だけでは全然足らず、2週間に1回程度はやらないと、トラブルを起こす可能性が高い。汚れたフィルターにはカビが発生しやすく、風が臭くなり、ひどい場合は健康にも悪影響を及ぼすようになる。吸い込んだ空気がフィルターを通りにくくなると、冷房や暖房の効率も悪くなってしまう。
掃除する際、フィルターをいきなり外してはいけない。吹き出し口周辺にはホコリが付着しているので、掃除機でこうした汚れを吸い取ることからはじめよう。
吹き出し口がきれいになったら、フィルターを外す。汚れがそれほどでもなければ、掃除機で吸い取るだけでOKだが、ひどい場合は水洗いが必要だ。シャワーを当てても取れないのなら、中性洗剤を使って洗おう。
乾燥が足りない場合、カビが発生しやすくなるので、完全に乾かすことが大切だ。なお、「お掃除機能」がついている機種は、頻繁に掃除をする必要はない。
2週間に1回は掃除しないと、冷暖房の効率が悪くなる!


