2026年7月に、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト3をお送りします。マネー部門の第1位は――。
▼第1位 「夏のエアコン」よりずっと電気代がかかる…家電のプロが解説する年間を通じて家計を最も圧迫する"犯人"
▼第2位 「世帯所得250万円未満」が51.3%を占める…みんな平等に貧しくなったニッポンの"言ってはいけない真実"
▼第3位 申請しないと「年42万円」の損…ねんきん定期便には載っていない「隠れ年金」をもらえる人の"2つの条件"
※原稿内の電気料金試算は31円/kWhで行っている(全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電気料金目安単価)
夏の「電気代対策」を家電王に聞いてみた
1万8997円――。
何を隠そう、昨年8月の筆者宅の電気代である。資源エネルギー庁によると、2025年の1世帯の電気代の平均額は1万3219円とのことなので、実に平均の約1.4倍の額を支払っていることになる。
家族4人、中古の一軒家に暮らす我が家。筆者は在宅メインのフリーランスだが、冷房を極力使わないよう、日中はせっせと喫茶店や図書館に通って作業するという節電策を講じている。しかし、夏休みとなると子どもの在宅機会が増えるため、どうしたってエアコンはつけっぱなしになる。
電気料金も高騰している中、今夏の電気代請求に恐々としているのは筆者だけではないだろう。なんとかできないものか。東京電力エナジーパートナーに在籍し、テレビ東京の「TVチャンピオン」のスーパー家電通選手権で優勝した「家電王」の中村剛さんに話を聞いた。
まず、そもそも電気料金はなぜ上がっているのか。資源エネルギー庁の調査によると、家庭用電気料金の平均価格は、2010年度は21.39円/kWhに対し、2024年度は32.80/kWhと実に約53%も上昇している。中村さんは、理由を以下のように語る。


