アイデアの原点は『ドラゴンボール』
アイデアのもとになったのは、意外なものだった。
「『ドラゴンボール』のなかで、小さなものがポンっと大きくなるアイテムが『ホイポイカプセル』として出てくるんです。そのメカニズムを建築に応用して、なにかできるんじゃないかと思いました」
インスタントハウスの設置は、1メートル四方に折り畳まれたテントシートに空気を送り込むところから始まる。最短5分で風船のように膨らみ、それを更地に固定する。床面がコンクリートでも砂利でも土でも、どこにでも設置できるのが強みのひとつだ。見た目は遊園地にあるエアートランポリンにそっくり。
直径5メートル、高さ4.3メートルで、内部に断熱材の発泡ウレタンを厚さ4センチほど吹き付けるだけで完成するので、設置作業は早ければ1時間ほどで終わる。風速120~130メートルのハリケーンや、3メートルの積雪にも耐えられるよう設計されており、耐用年数も20年を超える。





