国内最大手の製薬会社である武田薬品工業(以下、武田)で初の外国人社長が誕生することになった。

ライバル社、GSKから転身し、COOに就任するクリストフ・ウェバー氏。(時事通信フォト=写真)

14年6月付で、英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)からCOO(最高執行責任者)に招いたクリストフ・ウェバー氏が社長を兼任し、現社長の長谷川閑史氏は会長兼CEOに就任する。さらに1年後を目途に長谷川氏からウェバー氏にCEOの座が譲り渡されることも発表された。