「摩擦は進歩の母、積極の肥料だ」

『六、周囲を引きり廻まわせ。引き摺るのと引き摺られるのとでは、永い間に天地のひらきができる』

書影
大下英治『ルポ 電通 「日本最大のタブー」決壊の深層』(清談社Publico)

――当たり前だ。引き摺られる側に立つものじゃない。しかし、若いときから振り回してばかりいるのも自分のためにならない。たまには人に振り回されろ、とも言っている。そういう点で、伊藤は自身が師事する二階俊博元自民党幹事長にぶんぶんと振り回されて経験を積みながら、いつか人を振り回してやるぞ、と思い日々過ごしている。

『七、計画を持て、長期の計画を持っておれば、忍耐と工夫くふうと、そして正しい努力と希望が生まれる』