小型化と高性能化を両立した「世界初」の技術

両者の圧倒的な地位を支えているのは、相次いで確立された高いレベルの量産技術だ。

村田製作所は2025年7月、1005ミリサイズ(1.0×0.5mm)で静電容量(コンデンサーに蓄えられる電荷の量を示す値)47μFのMLCCの量産を開始したと発表した。

同じ47μFを実現していた従来の0603インチサイズ(1.6×0.8mm)品と比べ、実装面積の約60%削減に成功している。1005ミリサイズの従来品(22μF)と比較すると、約2.1倍の静電容量を同一面積で実現した計算になる。