「ギルティ消費」で風穴をあける

そもそも人口が縮小していく中で、飲料の市場全体が大きく拡大することは難しい。そのため高付加価値、高価格商品を増やす動きもある。カフェインを高配合したサントリーの「ZONe ENERGY」などはその一例だ。しかし有糖炭酸飲料で目指すのは難しかった。価格が高くなれば購買者の絶対数が減少してしまうからだ。市場を活性化させるには、若い世代にアピールしつつ、さらに広い世代に飲まれる必要がある。

「停滞した状況に風穴をあけるような商品が是非とも必要でした。若い世代に強くアピールし、成長のドライバーとなり得る新たなブランドです」

そこで大槻氏が着目したのが、主に食の分野で盛り上がっていた「ギルティ消費」だった。