安全規制と事業性のバランス

ウクライナ危機時のエネルギー価格高騰をきっかけに、各国はエネルギー安全保障と経済性あるエネルギーの確保に政策の軸足を移している。

日本では、福島第一原子力発電所事故以降、「原子力発電への依存度を極力低減する」としてきたが、再生可能エネルギーと原子力はともにエネルギー安全保障に寄与し、脱炭素効果の高い電源として最大限活用するという方針にすでに転換している。

しかし、これまで政策的に手厚い支援を受けてきた再生可能エネルギーと異なり、原子力の活用にはさまざまな課題がある。必要な施策について3点に絞って整理したい。