直感こそが、ヒットの芽になる

「印象」を伝える

ヒットするかどうかは、「印象」がすべてだ。

深いテーマを描いた作品は、長く残るかもしれないが、多くの人の目になかなか触れない。一方で、印象が強いものは、瞬く間に広まる。ヒットは口コミによって生まれ、口コミは「強烈な印象」によって駆動するからだ。

だからこそ、編集者は感想を伝えるとき、「要約」だけでなく「初見の印象」を伝えなければならない。「要約」が原稿を丁寧に読み解く行為だとすれば、「印象を伝える」というのは、あえて雑に、離れたところから原稿を見て、言語化するという行為だ。読者は、編集者のように丁寧に読み解いてはくれない。パッと見て、何を感じたか。その直感こそが、ヒットの芽になる。