リフォームや転居が必要になる湿度基準は

さらに部屋の使い方の問題が2つある。1つ目は、エアコンの温度設定。20度を下回るような極端に低い温度に設定すると、部屋の内側と外側の温度差が大きくなり、壁の中が結露しやすくなる。

2つ目は、24時間換気システムの排気口は開けているのに、給気口をふたしてしまっているケース。給気口の位置を確認し、ふたを閉じてしまわないようにしよう。24時間換気システムは、2003年に建築基準法の改正で、設置が義務づけられている。

24時間換気システムの給気口。ふたが開いているか確認を(写真は同じ給気口のアングル違い)。
写真提供=さくら事務所
24時間換気システムの給気口の例。ふたが開いているか確認を(写真は同じ給気口のアングル違い)。

そして、「24時間換気をしても、湿気がこもりやすいのが水回りとクローゼットの中」と指摘し、湿気がこもっているようなら、収納内や室内にサーキュレーターや扇風機を置いて回すようすすめる。あるいは、押し入れの両端を開けるなど、収納を閉め切らないでおく。