脳の働きを支えるのは「糖」だけではない

「脳の栄養は糖だけ」と誤解されている方もいるかもしれませんが、ブドウ糖だけでなく、ミネラルやビタミン、タンパク質などの栄養素も必要です。ここで紹介する脳の働きをサポートする食べものを、バランスよく食べましょう。

【ゴーヤ|さまざまな栄養成分で認知機能を守る】

「食べる薬」といわれることもあるゴーヤには、特有のモモルデシンという成分があります。モモルデシンは血中の悪玉コレステロールを下げる作用で健康を守り、アンチエイジングをサポートします。

また、脳の成長や健康維持に必要とされる葉酸や、血糖値の上昇を緩やかにして高血圧の予防にも活躍してくれるカリウムも豊富です。認知機能の維持促進はもちろん、健やかな毎日を維持するために積極的にとりたい食べものです。

【キクイモ|イヌリンが脳血管を守る】

シャキシャキとした食感が心地よいキクイモは、キク科の根菜です。イモ類と違って糖質のデンプンはほとんど含まず、イヌリンという食物繊維を豊富に含んでいます。イヌリンは血糖値の上昇を緩やかにすることで脳血管を守り、認知機能が失われるのを防ぐサポートをします。

アンチエイジング効果もある「キノコ類」

【キノコ類|食物繊維が血糖値の急上昇を防ぐ】

低GIで食物繊維やミネラルが豊富なキノコ類は、肝臓や腎臓の負荷を減らしアンチエイジングに働く食べものです。脳の細胞や脳血管の健康につながる働きも多く、頭も体もすっきりさせてくれます。

【クルミ|脳の健康維持にも役立つ「ブレインフード」】

抗酸化や抗炎症の作用が期待できるビタミンEやポリフェノール、ミネラル類がたっぷりです。できるだけ無塩のクルミやナッツ類を選びましょう。

【豆乳|無調整豆乳で血糖値の上昇を緩やかに】

さまざまな健康作用が報告されている大豆イソフラボンですが、認知機能低下のリスクを軽減するという研究も進んでいます。

豆乳は大豆生産植物ベースのドリンク
写真=iStock.com/kuppa_rock
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すでに血糖値の上昇を緩やかにすることで脳血管を守る作用が認められていますが、今後の研究で、大豆イソフラボンが脳の健康を守る仕組みが解明されていくでしょう。大豆製品のなかでも豆乳は手軽に習慣化できて、大豆イソフラボンを効率よくとることができます。糖分などを添加していない無調整豆乳がおすすめです。