5月11日の参院決算委員会では「私自身も秘書も面識のない方だ」「私自身の流儀だが、自身の政策を訴えることはあっても、対立候補の人格攻撃をしたことはない。週刊誌を信じるか、秘書を信じるか、と言われれば、私は秘書を信じる」と見えを切った。

当の松井氏が18日のYouTube番組に登場し、木下氏とは直接会わず、オンライン(Zoom)会議で打ち合わせたと明かした。首相は翌19日、記者団に「私自身も秘書もお会いしたことのない方だ」と、微妙に表現を替えた。

5月28日の参院厚生労働委員会では、立憲民主党の石橋通宏氏が週刊文春報道を基に木下秘書と松井氏のオンラインでのやり取りを質すと、首相は「事務所のパソコンの記録を(第三者の職員に)確認させた。該当する記録はなかった」と説明したうえで、「ないものはないと言うほかなく、確認できないことを私自身が証明できない限り、まるであったかのように印象付けられるというのは、大変心外だ」「週刊誌の記事が証拠と言えるのか」と不快感を露わにした。