2026年3月に、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト3をお送りします。政治・国際部門の第3位は――。
▼第1位 最初から「日本の新幹線」を選べばよかったのに…日本を裏切り、習近平にすがるインドネシア新幹線の末路
▼第2位 やっぱり高市首相の「外国人政策」はおかしい…「人手不足」とウソをつき「安い移民」受け入れを進める黒幕の正体
▼第3位 「媚び媚びの高市」評価とは真逆…トランプ「真珠湾発言」にも動じなかった女性首相に欧米メディアが下した点数
日本では「媚びすぎ」評価が飛び交った日米首脳会談
ホワイトハウスで開かれた日米首脳会談での高市首相のトランプ大統領に対する振る舞いをめぐって、日本とアメリカの評価は大きく分かれた。
日本では、「あれは媚びすぎではないか」「見ていて不快だ」といった違和感が広がった。トランプ氏の真珠湾ジョークに反論しなかったことは「弱さ」と受け取られ、繰り返された賞賛の言葉は「媚び」と映った。さらに、抱きつくようなハグやディナーでの親密な振る舞いは、「一国の首脳としての品位を欠く」とする批判も少なくなかった。
しかしトランプのアメリカでは、この振る舞いは全く異なる意味を持つ。
むしろ賞賛されたと言ってもいい。
英語圏の報道やSNSの反応を見ながら、その背景を考えたい。
NYタイムズ「高市首相は魅力という戦術に頼った」
ニューヨーク・タイムズは、「魅力と抑制を駆使し、日本の首相はトランプの怒りをほぼ回避」という見出しで、初のホワイトハウス訪問を「ほぼ無傷で乗り切った」と伝えた。欧州の同盟国が浴びせられてきたような非難を避けつつ、米国内のエネルギー事業への最大730億ドルの投資など、協力分野を強調した点を認めている。
また首相がトランプ氏を繰り返し称賛し、「世界に平和をもたらせるのは、ドナルド、あなただけだと確信しています」と語ったことについては、「彼女はこれまでも一貫して用いてきた“魅力(charm)”という戦術に頼った」と指摘している。
外交問題評議会のシーラ・A・スミス氏も「彼女はこの瞬間に何が求められているかを理解し、それを実行した」と述べ、この会談を日本にとって成功と位置付けている。
ここで重要なのは、これらが「媚び」ではなく、戦略として説明されている点である。

