白黒になるのはお菓子だけではない

具体的に、小売店の様子はどう変化しうるのか。松方氏の指摘によれば、お菓子袋がカラーから白黒に変わるのみならず、お寿司などの惣菜品のトレーも赤色と金色のものから「真っ白」になる可能性があるという。

ずらりと並ぶ、パック詰めされた寿司
写真=iStock.com/Aekprachaya Ayuyuen
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カルビーのポテトチップスの件に典型だが、他のお菓子メーカーの袋も白黒印刷になる可能性はある。カラー印刷に使うインキはナフサ由来で、コストを抑えるためだ。スーパーのお寿司もポリスチレンというナフサが原料の素材のコストを下げるべく、白に変わっていくかもしれない。お弁当の容器や惣菜のトレーも同様に、今よりももっと簡素なものになる未来も予想できると松方氏は言う。

薬局では医薬品の値段に影響があるかもしれない。医薬品の原料となる中間体にもナフサ由来の化学品が使われているからだ。