「黄信号」の時間は地域で違う事実
ベストカーWeb2025年3月10日付コラムにこんなことが書いてあった。
「黄色信号の点灯時間は、地域や交差点で差があり、概ね3秒~4秒の間で点灯しているのだ。これは都道府県で統一の基準があるわけではなく、信号機のワンサイクルの時間で決められたり、交差点の大きさなどで決まったりしている」
車に乗っている人は黄色信号であればブレーキは踏まない。交差点を通るためにアクセルをちょっと踏む。ところが……。
「ドライバーとしては、4秒点灯のつもりで走行していた時に、突如目の前の信号が3秒点灯だった場合、赤信号に切り替わったタイミングで交差点内に侵入・通過してしまうことがあるだろう」(同記事)
これはある。黄色信号の秒数に違いがあるのはいかがなものか、それが現実だ。そして、それ以前に、黄色信号であればほぼすべてのドライバーはアクセルに足を載せる。
「黄色信号の秒数は3秒」と明確に決めてしまうことが望ましいのではないか。場所によって秒数が変わると、赤信号になっている時、交差点内に侵入する車が確実に存在することになるからだ。
人間の行動を変える
こうした事故を防ぐには人間の行動を変えるしかない。
交通安全教育、啓発運動の対象は車だけではなく自転車、電動キックボード、そして人であるべきだ。
タテシナ会議に出席して、わたしは交通事故死ゼロがいつか実現すると信じることにした。車だけが悪いのではないともわかった。交通事故死ゼロを信じて、徹底的に対処していくことだ。
交通事故死ゼロを信じることなく、これまでと同じように、車だけを規制しても、交通事故はなくならない。車の規制よりも、むしろ、人に対して、交通事故がいかに嫌なものなのか、出会わなくていいものなのかを世間に知らせていくことだ。
世間に対して報知して、人々が「自分だけは事故を起こしたくない、自分だけは事故に遭いたくない」と誓うように持っていくこと。
人の考えと行動を変えない限り交通事故は減らない。
だからといって、交通安全の啓発とは事故現場の悲惨な動画や写真を報道したり、見せることではないと思う。そういうものを見せて嫌悪感を与えるよりも、交通事故を体験した普通の人の冷静な考えを伝えることだ。
(文中敬称略)


