岡崎の発表でもうひとつ、明らかになったのが自転車と特定小型原動機付自転車、つまり電動キックボードの事故が大きく増えていることだ。(図表4、5、6、7)

【図表】自転車関連事故の特徴
出所=警察庁資料よりタテシナ会議事務局が作成
【図表】新たなモビリティ(特定小型原動機付自転車)①
出所=警察庁資料よりタテシナ会議事務局が作成
【図表】特定小型原付の検挙件数(2023年7月~2024年6月)
出所=警察庁資料よりタテシナ会議事務局が作成
【図表】新たなモビリティ(特定小型原動機付自転車)②
出所=警察庁、総務省、自転車産業振興協会資料よりタテシナ会議事務局が作成

交通事故死傷者数を減らすためのポイント

交通事故数が漸減しているなかで、自転車が関与する事故は増えている。そのうち、死傷者が多いのは中学生、高校生だ。そして、自転車よりさらに問題なのは電動キックボードだ。町中で電動キックボードを見たことのある人は多いだろう。なかには道路の端っこではなく、電動キックボードが車を縫って走っている状況を見たことのある人だっているに違いない。そうした危惧は数字となって表れている。

図表にあるように電動キックボードの検挙件数は増える一方だ。検挙理由で多いのは通行区分違反と信号無視である。さらに、電動キックボードの事故件数は自転車の約8倍にも上っている。

タテシナ会議で知った現在の交通事故死傷者数を減らすためのポイントはふたつである。7歳児と高齢者の交通安全教育と施策を徹底する。自転車と電動キックボードの事故を減らすための対策を考える。電動キックボードについては、走っていい道路といけない道路を決める。

わたしはそう提言する。