患者を暴力的にする病気以外の要素

アルツハイマー型認知症という疾患は、人を暴力的・攻撃的にするものではありません。暴言、暴力、徘徊をおこさない人のほうが、割合として多いのです。数百人の外来患者さんを見ていても、そういった症状が問題になる方は圧倒的に少ないです。

しかし、その人が置かれた状況によって、あるいは周囲との関係によって、暴力的・攻撃的になることはあり得ます。追い込まれて、本人がどうしようもない中で出てきていることが多いように思います。

心の苦悩、痛みが発露しているといいましょうか。