欧米は「この人と一緒にいて楽しいか」
では、「欧米(少し大きく括りすぎだとは思いますが)」の回答を見てみましょう。
結婚相手に求める条件トップ5
① 愛情・フィーリング
② コミュニケーション能力
③ ユーモア・一緒に楽しめるか
④ 自立しているか
⑤ 外見の魅力
日本に比べ、「この人と一緒にいて楽しいか?」という人柄が重視されることが多いようです(これは実際にイギリスやドイツに住んでいて強く感じました)。
では、合コンで収入が重視される国は日本だけなのでしょうか?
それは少し言い過ぎで、欧米で4番目に来ている「自立しているか」の中には、もちろん経済的自立も含まれますし、日本のように「経済力」が最重要視される国もあります。中国や韓国です。
反対に東南アジアでは、男女共に「家族思いであること」が大事だそうです。確かに僕の東南アジアの友だちを思い浮かべてみても、大家族で、家族をとても大事にしています。
日本や韓国のように、女性が男性に対して、いの一番に経済力を求める国のもう一つの特徴には、経済的な男女格差があります。
OECDが2023年に発表した「男女賃金格差」で、32カ国中韓国はワースト1位、日本もワースト3位という結果が出ています。
また、欧米では共働きが当たり前なのに対して、日本は(昔に比べればそうではなくなってきているにしろ)まだまだ夫の一馬力で家計を支えるという文化があることも、こういった結果に繋がっていると考えられます。
この「スペック婚」と呼ばれる状態こそが、日本と韓国が「少子高齢化」の最前線を走っている理由なのではないか? という仮説について考えていきたいと思います。
3年間で約800万人の子どもが団塊の世代に
第二次世界大戦が1945年に終わりを迎えて、戦争が終わって80年以上の時が過ぎました。
考えてみれば、「今年は戦後80年ですね」と言えるのは、とても幸せなことですよね(あれ以来戦争をしていないから言えるので)。
これを「戦後90年だね」「戦後100年だね」と言えるように続けていけるかは、僕たち一人ひとりが政治に関心を持って声をあげていけるかにかかっているのだと思います。
さて、戦後間もない1947~1949年にかけて、この国では「第一次ベビーブーム」と呼ばれる現象が起きました。
戦争が終わったため結婚や出産が相次ぎ、3年間で約800万人の子どもが生まれたのです。
2024年に生まれた子どもの数が約70万人だったことと当時の人口(約8000万人)を考えると、どれだけこの数字が驚異的であるかがわかりますね。
この「第一次ベビーブーム」で生まれたのが、今日も僕たちが「団塊世代」と呼んでいる人たちです(みんな昔は子どもだったんですね、当たり前ですが)。
「第一次ベビーブーム」から約25年後となる1971~1974年にかけて、今度は「第二次ベビーブーム」と呼ばれる現象が起きます。
「第一次ベビーブーム」で生まれた「団塊世代」が結婚や出産をするような年齢を迎えたためです。
この「第二次ベビーブーム」で生まれた人たちは「団塊ジュニア世代」と呼ばれ、1973年には年間出生数が200万人を超えています。

