無意識に眠ってしまう「マイクロスリープ」

睡眠負債がたまることの弊害は多岐にわたります。第一に、昼間のパフォーマンスが上がりません。経済産業省が発表した『企業の「健康経営」ガイドブック』によると、睡眠休養不足による経済的損失は1人当たり年間平均で32万8644円になるとされ、これは飲酒や運動不足による損失よりも高い金額となりました(※2)

また、肥満や糖尿病、生活習慣病など、さまざまな病気のリスクを高めることも報告されています。

さらに、睡眠負債が積み重なると、日中にもかかわらず数秒~10秒程度のごく短い時間、無意識に眠ってしまう「マイクロスリープ」という症状が現れることもあります。例えば、運転中にこのマイクロスリープが起きた場合には、自分や他人の命にかかわる危険にさらされることになります。