演出側の意図が窮屈に

ただ、ワイプへのこうした声は、ドリフの番組だけに限らない。4月に放送された「月曜から夜ふかし」(日本テレビ系)の街頭インタビューに登場した年配の男性も、「ワイプはいらない」と熱弁していた。

「今のね お笑いつまらない」と語る男性は、ワイプが「邪魔でさ」と言い、さらに「ワイプがさグズグズしゃべるんだよ」「あれが大っ嫌いなのよ俺」「ちゃんと見させてくれよ」「助言はいらねえよテメェの」「俺画面見てるんだから」と怒り心頭。イライラするので、テレビ画面の上のワイプが出ているところに自分でティッシュをかけて隠していると言っていた。

ここまで毛嫌いする人はさすがに珍しいだろう。だが、この男性が、ワイプに「ここが驚くポイント」「ここが笑うポイント」と指示されているような感覚、番組の見方を半ば強制されているような感覚になってイライラしているというのは紛れもない事実だ。