3分の1の出費で年2.4億円の赤字を解消

企業活動に関連した割引現在価値を計算する場合には、その利率に加重平均資本コスト(WACC)と呼ばれる数値を使用することが一般的だ。同社では、株主・投資家情報(IR)サイトで、WACCの値はを3.5%程度と公表していることから、この数値を計算に用いることにした。

なお、割引現在価値については、以下の数式により求めることができる。

PV = FV / (1 + r)^n
・ 「PV(現在価値)」
・ 「FV(将来価値)」
・ 「r(利率)」
・ 「n(年数)」

久留里線の廃線処理費用として、同社から君津市に対して拠出される20億円については、毎年1.11億円ずつ18年間にわたって拠出されるものと仮定して計算をしたところ、この現在価値は、約14億6500万円と算出された。1年あたりに換算すると7325万円となる。