愛子天皇は中国の思惑?
中曽根平和研究所の上席研究員の大澤淳は、「日本の魅力」がFacebookに上げられた時、直ちにアカウントやコメントを追跡し、位置情報を割り出した結果、発信元は全て香港だと判明したというのである。
「中国の情報工作があるのは明白です。目的は『敵社会』、つまりわが国の安定を崩すことです。皇室に目をつけたのは彼らが日本国を非常によく研修している証拠だといえます」(大澤氏)
今は皇室典範の改正にかかっているから、この機に愛子様、悠仁様を軸にして、日本の世論を分断するのが狙いだというのである。
櫻井曰く、「わが国の皇室は神武天皇以来、ずっと男系のお血筋で皇位を継承してきた。中国はそれを変えさせようと情報工作に余念がない」として、中国は、愛子天皇を望む人と悠仁親王の皇位継承を推す人々を対立させて分断し、悠仁親王の天皇実現の可能性を潰すために、秋篠宮への嫌がらせを繰り返しているのだと見ている。
愛子天皇を実現することは中国の思惑通りになることであり、もし愛子天皇が即位して天皇となり、民間人と結婚すれば、愛子さんの子どもは男子であろうと女子であろうと、母親の血のみで皇統につながる女系天皇である。その方が天皇になれば女系天皇の誕生になり、男系の血筋は絶えることになる。
「真の意味での皇統は滅びてなくなる」「私たちはその罠に嵌ってはならない」(櫻井)というのである。
私のようにFacebookやYouTubeをやらない人間は、「バカバカしい陰謀論」と思うしかない。
まさか陰謀論を信じたのでは…
だが、高市首相が信頼する人間は極めて少ないようだから、その一人である櫻井が唱えるこうした陰謀論が、高市首相の耳に入っている可能性は極めて高いのではないだろうか。そして、櫻井同様、中国嫌いの高市首相もこの話を信じたのではないか。
そう考えれば、「女性天皇」を容認していたはずの高市首相が、急に、認めないと変節した理由がわかる。
高市首相は毎回、世論調査に一喜一憂しているといわれる。同じ世論調査で「愛子天皇を待望」している国民が7~8割もいるのである。その人たちのほとんどは陰謀論に動かされているのではなく、悠仁さんが天皇になることを否定しているのでもなく、純粋に愛子さんが天皇に相応しいと考え、その実現を望んでいるのだ。
現代の天皇は、国民の総意に基づくのだから、その総意を無視して、女性天皇の可能性を一切議論せず、最初から排除することなどあってはならないはずである。
早くも女性誌は、旧宮家の中に愛子さんにピッタリの男性がいるのではないかと、旧宮家の具体的な名前まで挙げて報じ始めている。
しかし、皇族の数合わせしか関心のない政治家から、無理やり押し付けられた相手と彼女が結婚して、幸せになれるのだろうか。
私は、彼女の晴れやかな微笑みに隠された深い哀しみを思う。たった一度の自分の人生を、自分の思う通りに生きることができないほど辛いものはないはずだ。
「愛子さんの24の春を泣かせない」
政治家は、そのことを常に考えながら皇室制度改革に携わるべきである。

