社会的成功をおさめるにはどうすればいいか。キャリア構築の専門家でカイラボ代表取締役の井上洋市朗さんは「やりたいことを明確化して、そこから理想を描き、理想実現のための行動に落とし込む方法には限界がある。偶然をチャンスに変えていく『キャリアドリフト』と呼ばれる考え方を知ることが成功を手繰り寄せる」という――。

※本稿は、井上洋市朗『キャリアは言語化でうまくいく』(かんき出版)の一部を再編集したものです。

公園で料理本を読む日本の女子高生
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キャリアプラン通りの人生は送れない

キャリアについて考えるとき、多くの場合、やりたいことの明確化はセットです。目標設定や目的設定という言葉をつかっている場合もあると思います。

そして、やりたいことを実現するための計画がキャリアプランと呼ばれます。

キャリアを考えるとき、学校でも企業でも多くの場合に行われるのが、キャリアプランの作成です。

キャリアプランとは、言ってみれば、これからの自分の人生の計画です。何歳のときにどんな仕事をしていて、プライベートではどんな出来事があって、どんな生活をしているのかを考えて計画するわけです。

キャリアプランを考えると、次にやってくるのが行動計画づくりです。

描いたキャリアプランを実現するために、いつまでに何をすべきか計画を立てます。

そして問われるわけです。「本当にその計画で実現できますか?」と。

目標をたてて、その実現のために行動に落とし込む方法は目標達成のためには非常に有効な手段です。

その手法をキャリアにも応用しているわけですが、この方法には限界があります。

多くの人はこれまでの人生を計画通りに生きていません。だから、これからの人生について計画をたてたところで、計画通りになるとは思えないのです。