「眠らなきゃ」という執着を捨てる

「眠れないため布団から出て、明るいリビングに行って気持ちを落ち着けようかと思うけれど、このまま朝まで眠れなかったらどうしようと思うと怖い」これは私たちがうまく眠れない時に感じることです。確かにその通りだと思います。頭ではわかっているけど、実行に移せない。ただし、布団の中にいてもんもんとしていること自体が、気持ちを悪いほうに向けてしまいます。

翌日にも「また眠れなかった……」という気持ちが持ち越され、ネガティブなインパクトを与えることが多いのです。一方で、布団の外に出て居間でテレビを観ていたとしましょう。たとえばそこでオリンピックやスポーツの試合を放映していたとします。

サッカーの試合のテレビ中継を見ているカップル
写真=iStock.com/gorodenkoff
※写真はイメージです
内山真『やってはいけない睡眠の習慣』(SB新書)
内山真『やってはいけない睡眠の習慣』(SB新書)

初めて観る競技だったのに、思いのほか面白く、朝まで徹夜してしまい勤め先に行くことになった。こんな時、「また眠れなかった……」と嫌な気分になるかというと、そうはならないでしょう。

眠れなかった原因がオリンピックや試合を観ていたためとわかっているからです。「当然そのせいで眠たいな」で済むわけです。職場の同僚と「実は昨日朝までテレビを観ていたんだけど、すごく面白い試合だった」という雑談で盛り上がることも多いかと思います。

寝ることを忘れるほどの趣味を持つことは、結果的に不眠を解消する手助けをしてくれます。こういったことをもう一度意識してもらうことが、この記事を読んでいただいた不眠に悩む大勢の方に私が伝えたいことです。

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