2026年3月に、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト3をお送りします。老後部門の第3位は――。
▼第1位 「転倒→骨折→寝たきり」の老後が待ち受ける…医師・和田秀樹「60代になったら真っ先に断捨離すべきもの」
▼第2位 これがなければ空しい老後が待ち受ける…ソニー元常務90歳が断言「人生の後半を幸せにする一番簡単な方法」
▼第3位 これをやらないと老化が加速する…「40代以上の4人に1人が糖尿病患者」の日本人に必要な“食べ方”
※本稿は、青木厚『「空腹」は最高の健康習慣』(PHP研究所)の一部を再編集したものです。
人類の歴史は飢餓との戦いの歴史
人類がこの世に誕生してから700万年になります。それから今までの人類の歴史の意味は、常に飢餓との戦いだったと言っても過言ではありません。飢え死にしないためにどうしたらいいのかを考え続けてきたからこそ、人類は現在のように発展することができたのです。
人類はだんだんに知恵をつけていき、狩りや漁や採集生活で得たものを皆で分けて食べる生活から、皆で食べるために食べ物を貯蔵することを覚えて、その日暮らしから脱却するとともに、稲作などを始めてからは自ら食べ物を作り出せるようにまでなったのです。
稲作が広まった弥生時代は紀元前10世紀、今から3000年ぐらい前のことです。人類の歴史700万年のうち、少なくともその日に食べるものがあるという生活になったのは、わずかにここ3000年の出来事なのです。
それまでは、今日は何が食べられるのか、果たして食べられるのかどうか、少ししか食べられないのかたくさん食べられるのか、などは全くわかりませんでした。
ましてや、好きなものをたくさん食べるなどと贅沢なことが言えるようになったのは、昭和40年代(1960年代の後半)以降、ここ50~60年ぐらいの状況にすぎません。
このように、「空腹」であることを前提に進化してきたので、ヒトの体は、エネルギーを蓄えられるようになっているのです。

